※アフィリエイト広告を利用しています
ビジネスローンを利用するにあたって、デメリットを知りたい事業者も多いでしょう。そこで本記事では、ビジネスローンのデメリットを解説します。
銀行融資・ファクタリングとの違いや、おすすめのビジネスローン・ファクタリング会社も紹介するので、状況にあわせた選択ができるでしょう。
デメリットを理解したうえでスムーズな資金調達をしたい事業者は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
ビジネスローンのデメリットとは?・銀行融資・ファクタリングの違いやメリット。金利など
事業者の融資方法としてビジネスローンのほかに、銀行融資とファクタリングがあります。それぞれの違いを見ていきましょう。
ビジネスローン | 銀行融資 | ファクタリング | |
融資限度額 | 1,000万円程度 | 1億円程度 | 千万単位から上限なしまで |
金利(年)・手数料 | 金利:3~18% | 金利:1~4% | 売掛金の1%~15% |
審査 | 独自 | 厳しい | 主に売掛先の信用 |
即日融資 | 〇 | × | 〇 |
審査スピード | 即日~1週間 | 数日~1か月 | 即日~1週間 |
信用情報 | 見られる | 見られる | 見られない |
提出書類(例) | 本人確認書類・納税証明書 事業実績を証する書類・不動産登記簿謄本 | 決算書・試算表・資金繰り表 事業計画書・銀行取引一覧表 納税証明書・商業登記簿謄本(または本人確認書類) | 請求書通帳のコピー 本人確認書類 |
保証人 | 不要 | 必要 | 不要 |
表で比較してみると、それぞれのメリット・デメリットが見えやすくなったのではないでしょうか。つまり、どの資金調達方法にもデメリットはあるということです。
ビジネスローンは金利がデメリットに感じる部分ですが、最短即日に融資できるスピードや保証人が不要である点が強みです。
一方で、銀行は審査に時間はかかるものの、低金利で多額の融資を受けられます。
そして、ファクタリングは会社によって手数料が異なるものの、上限なしで融資を行っているところもあり、信用情報による審査がない点が魅力です。
それぞれの特徴を理解して、状況にあわせた融資先を選ぶといいでしょう。
ビジネスローンのデメリットや注意点を解説
ビジネスローンには、融資スピードの早さや柔軟性があるといったメリットがありますが、もちろんデメリットもあります。主なデメリットは、以下の2つです。
- 上限金利が高く、融資可能額が低め
- ビジネスローン契約中は、銀行融資の審査に影響を与える可能性がある
ビジネスローンの大きなデメリットは、上限金利が高いうえに融資可能額が低めな点です。同じく、事業資金を融資している日本政策金融公庫との違いを見てみましょう。
<日本政策金融公庫の融資制度の例>
無担保の基準年利(※) | 融資可能額 | |
一般貸付(運転資金) | 2.15%~3.25% | 4,800万円 |
経営環境変化対応資金(セーフティネット貸付) | 4,800万円 | |
新規開業資金 | 7,200万円(うち運転資金4,800万円) | |
新規開業資金(女性、若者/シニア起業家支援関連) | 1.75%~2.85% | 7,200万円(うち運転資金4,800万円) |
※税務申告を2期終えている場合に適用される利率です。条件によっては特別利率が適用されるため、こちらを参考にしてみてください。
<銀行・消費者金融ビジネスローンの例>
実質年利 | 融資限度額 | |
GMOあおぞらネット銀行「あんしんワイド」 | 0.9%~14.0% | 最大1,000万円(初回契約時) |
アイフル「AGビジネスサポート」 | 3.1%~18.0% | 50万円〜1,000万円 |
ファンドワン | 2.50%〜18.0% | 30万円〜500万円 |
MRF | 4.0%〜15.0% | 〜3億円 |
日本政策金融公庫は営利目的で運営されていないため、基準年利が最高でも3%程度と低めに設定されています。また、融資可能額も日本政策金融公庫の方が高めです。
多額の融資を希望している場合、ビジネスローンだと十分に借りられず、利息負担も重くなる可能性が高いでしょう。
ビジネスローンを選ぶ場合は、融資の上限額に余裕があるところや、金利を検討してくれるところを選ぶようにしてください。
日本政策金融公庫の場合は、審査が厳しく、融資まで3週間から1か月程度はかかります。支店か本店での面接も必要なため、忙しくても予定を組まなければいけません。
WEB上で気軽に借りたい、数日以内にはお金が必要といった人たちは、ビジネスローンの利用が向いているでしょう。
また、ビジネスローンの返済が終わらないうちに銀行融資に申し込むと、審査に悪影響を与える可能性があります。
とはいえ、すでにお金を借りている状態ですから、返済能力を疑われても仕方ありません。銀行融資を考えている場合は、ビジネスローンを完済してから申し込むといいでしょう。
【法人】おすすめビジネスローン2選!金利・特徴など
まずは、法人におすすめのビジネスローンを2つ紹介します。金利や特徴などをまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
- アイフル「AGビジネスサポート」
- GMOあおぞらネット銀行「あんしんワイド」
アイフル「AGビジネスサポート」
アイフルの「AGビジネスサポート」は、最短即日融資可能の事業者向けビジネスローンです(※)。事業資金の範囲内なら自由に利用できます。
申込から契約まで原則として来店不要なので、WEBや郵送だけで手続き可能です。赤字決算や債務超過していても検討してくれる柔軟性に定評があります。
アイフルのページから「法人・事業主の方はこちら」で詳細を見られるので、ぜひ覗いてみてください。
実質年利 | 3.1%~18.0% |
借入限度額 | 50万円〜1,000万円 |
融資までの期間 | 最短即日(※) |
利用対象者 | 法人・個人事業主 |
※お申込みの受付時間・混雑状況により、日数がかかる場合があります。余裕を持ってお申込みください。
GMOあおぞらネット銀行「あんしんワイド」
創業初年度から利用可能な「あんしんワイド」。融資枠型なので、いつでも繰り返し借入・返済が可能です。
オンライン完結に対応しており、来店は必要ありません。銀行口座の入出金取引明細だけで審査してくれるので、書類準備に手間取ることはないでしょう。
WEB上で申し込んだあとは連絡を待ち、オンライン面談をしたら審査結果を待つだけです。簡単に申し込めますから、ぜひ検討してみてください。
実質年利 | 0.9%~14.0% |
借入限度額 | 最大1,000万円(初回契約時) |
融資までの期間 | 最短2営業日(※) |
利用対象者 | 法人 |
※審査申込の受付状況によっては、回答までお時間をいただく場合がございます。
【個人事業主】おすすめビジネスローン2選!金利・特徴など
続いて、個人事業主におすすめのビジネスローンを2つ紹介します。
- ファンドワン
- 株式会社No.1
①ファンドワン
全国どこからでも利用できる「ファンドワン」。基本的には法人のみが対象とされているものの、事業内容や収支状況によっては個人事業主でも利用可能です。
また、有担保商品もあり、こちらなら個人事業主も利用できます。
不動産なら最大1億円まで、車なら原則500万円まで融資可能です。無担保融資よりも低利息で資金調達できるでしょう。
融資金に利用制限はないので、さまざまな場面で自由に使えるのも個人事業主にとってうれしいポイントです。
事業者ローン | 不動産担保融資 | 車担保融資 | |
借入限度額 | 30万円〜500万円 | 300万円~1億円 | 500万円(それ以上の金額も応相談) |
実質年利 | 10.00%〜18.00% | 2.50%~15.0%以下 | 5.00%~18.0%以下 |
融資までの期間 | 最短即日~3営業日 |
②MRF
個人事業主や中小企業を中心に融資を行っている「MRF」。商品の数が多く、状況にあわせてセレクトできます。
個人事業主には、さまざまなものを担保に設定できる「バリエーションプラン」があり、特におすすめです。
設定できる担保の例として、有価証券(上場株式、約束手形等)や売掛債権、動産(自動車、在庫商品等)が挙げられます。
「担保になるものがない」と思っている個人事業主も一度、問い合わせてみるといいでしょう。事業資金であれば、原則として年齢制限もありません。
ただ、融資対象は大阪府、京都府、兵庫県、岡山県、広島県、山口県、香川県、愛媛県、九州各県(沖縄県を除く)に在住または事業拠点を構えている事業者に限ります。
借入限度額 | 10万円~3,000円 |
実質年利 | 7.00%~15.00% |
融資までの期間 | 数日程度 |
【法人・個人事業主】審査が甘いビジネスローンはない!柔軟対応のおすすめファクタリング2選!
残念ながら、審査が甘いビジネスローンはありません。審査が甘いといえるのは、法律を守らない闇金くらいでしょう。
しかし、闇金を利用するわけにはいかないので、ここからはビジネスローンとは審査が異なる柔軟対応の「ファクタリング」を紹介します。
ファクタリングとは、売掛債権を事業者に買い取ってもらって、支払期日前に資金調達をする方法です。
ビジネスローンとは違い、ファクタリングの審査は売掛金の信用度に重点が置かれます。安定した企業との付き合いがある場合は、ぜひファクタリングを検討してみてください。
おすすめは以下の2社です。
- QuQuMo
- 株式会社No.1
①QuQuMo
オンライン完結でスピード融資が可能な「QuQuMo」。入金まで最速2時間とトップクラスのスピード感で対応してくれます。
金額の上限を設けていないため、多額の資金調達を希望している事業者におすすめです。面倒な書類を準備する必要がなく、必要なのは請求書と通帳の2点のみ。
取引先への通知がないうえ、債権譲渡登記の設定も不要ですから、スムーズに取り引きできるでしょう。
手数料 | 1%~ |
買取可能額 | 制限なし |
入金スピード | 最短2時間 |
利用対象者 | 法人・個人事業主・フリーランス |
②株式会社No.1
法人でも、代表者個人の保証や連帯保証人が不要な「株式会社No.1」。赤字決算や税金の滞納に悩まされていても利用できるファクタリング会社です。
スピード対応・審査・振込と、1%〜15%の業界最低水準の手数料により、顧客から高い満足度を得ています。リピート率が高いことから、対応の良さもうかがえます。
建設業に特化したファクタリングも扱っているので、ぜひ公式サイトをチェックしてみてください。
手数料 | 1%~15% |
買取可能額 | 50万円~5,000万円 |
入金スピード | 最短即日 |
利用対象者 | 法人・個人事業主・フリーランス |
三井住友銀行のビジネスローンは個人事業主は利用できないので注意
個人事業主は、三井住友銀行のビジネスローン「中小企業向け融資ビジネスセレクトローン」を利用できません。また、法人でも以下の条件を満たす必要があります。
- 業歴2年以上で、確定した決算書3期分を提出可能
- 最新決算期において、債務超過でない
- 税金の未納がない
- 三井住友銀行の窓口(法人エリア・法人営業部)に来店可能
必要書類や留意事項もあわせて確認しておきましょう。
【三井住友銀行「中小企業向け融資ビジネスセレクトローン」の詳細はこちら】
開業資金を融資してくれるビジネスローンは少ない
創業開始後に融資してくれるビジネスローンは多いものの、開業前となると多くありません。
開業資金を担保なしで貸してくれるビジネスローンは基本的にないため、担保ありの商品を探しましょう。開業資金としても使えるビジネスローンの例は、以下のとおりです。
借入可能額 | 実質年率 | |
MRF | 事業計画や収支内容による | 事業計画や収支内容による |
AGビジネスサポート「不動産担保開業支援ローン」 | 100万円〜1億円 | 2.49%〜9.89% |
セゾンファンデックス「事業者向け不動産担保ローン」 | 100万円〜5億円 | 2.75%~9.9% |
とはいえ、ビジネスローンに絞ると選択肢が狭まってしまうので、日本政策金融公庫「新規開業資金」や使途自由なカードローンを利用するのがおすすめです。
カードローンなら、アイフルやプロミス等の大手消費者金融を検討してみるといいでしょう。
まとめ
ビジネスローンは、金利の高さや融資可能額の低さがデメリットといえます。とはいえ、素早い対応やWEB上で契約できるなど、メリットも多い資金調達方法です。
そもそも、どの融資方法にも必ずデメリットはありますから、重視したい点を絞って選ぶといいでしょう。
本記事で紹介したおすすめの会社を参考にしながら、状況にあわせた資金調達を実現してみてください。